+αが生む満足感(「物」編)
「○+αが生む満足感(食 編)」の続きとして物に対する満足感について考えてみる。
物についても基本的な考え方は「食」と同じで基本的な機能よりも「体験」が満足度を握るキーとなる。
例えば包丁で考えてみると「普通に切れる」は基本的な機能であり、これより満足度を上げるためには「めちゃくちゃ切れる」とか「デザインが美しい」などの付加価値が必要である。
そこまで切れる必要性を感じなかったり、デザインに興味が無い人にとってはこれらの方向性で付加価値を上げても満足度UPには繋がらない。
物で満足感を上げるためには嗜好性を考えた上で、求める付加価値の方向性を考慮する必要がある。
自分の場合を考えてみると、そこまで機能に関する要求は高くない。
どちらかというとデザインに対する要求が高いと思う。
もちろんあまりに低機能なものは論外だが、機能とデザインがトレードオフの場合にはデザインをとる場合が多いように感じる。
また、デザイン性の高いものを所有する事による所有欲も強いんじゃないかと思う。
だから、デザインの良いものに投資する事で満足度は最大化されると思う。