「これからの世界をつくる仲間たちへ」書評

落合陽一氏の「これからの世界をつくる仲間たちへ」を読んで気になった点をメモ。

「ガッツはレッドオーシャンだから、そこで勝負しても無駄だよ」

「気合い」とか「根性」という言葉が好きで、困ったときにはこれに頼っていた。
特に若いころは長時間働いて多くの結果を出せばいいと思っていた節がある。

でも、年を取るにつれて体力はなくなり、長時間労働の際のパフォーマンスも下がるようになってきた。
そんな時に見つけたこの言葉。

「気合い」や「根性」という分野で努力するのが、なぜ自分の目指す方向性と違うかわかり、腹落ちした。
もっと頭を使ってクリエイティブに差別化しなくてはと再確認。

与えられたタスクを猛烈にこなすことが「自立的でかっこいい生き方」だと思っているとしたら、大きな勘違いだと言わざるを得ません。

これは分かっているけど、忙しくなると忘れがちになるので再確認。
「与えられた」タスクをこなすのではなく、「自分でタスクを作りだし」目標に向かって猛烈にこなしていくのが目指す姿。

自分で問題を探すことを放棄している。
全く探す事さえしていない。
まずは問題を探す事から再始動してみる。

大事なのは、成功したクリエイティブ・クラスをそのまま目標にすることではなく、その人が「なぜ、いまの時代に価値を持っているのか」を考えること

成功した人、尊敬する人のやった事を真似て成功したいという短絡的な考えを持っていた。
でも、真似できるわけないし、表面だけ真似しても同じような結果は得られない。
やるべき事は本質を理解し、自分の行動に落とし込み、アクションを起こす事。

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