Eye-fi から FlashAir へ(その3)
FlashAirからGooglePhotosへの自動アップロードを実現するためには大きく3つの設定が必要である。
- FlashAirのWebDav設定
CONFIGファイルの設定 - 同期ソフト(FreeFileSync,RealTimeSync)
同期の詳細設定、リアルタイム同期アプリの設定 - バックアップと同期(Google純正ソフト)
GooglePhotosへの連携設定、ファイル容量節約の設定
FlashAirのWebDav設定
この設定がよくわからず、一番大変だった。
FlashAirの事をよく知っていれば簡単だと思うが、何も知らないところからだったので難しかった。
まず、設定ファイルは /Volumes/(ボリュームラベル名)/SD_WLAN/CONFIG というファイルだがMacの場合は初期設定では見えないようになっている。
Finderで見えるようにするにはターミナルで下記コマンドを実行する
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
killall Finder
ちなみに戻す場合は下記コマンドとなる
defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles
killall Finder
設定ファイルに下記を追加する
APPSSID=Buffalo-G-XXXX # アクセスポイントのSSID
APPNETWORKKEY=XXXXXXXXXXXXXX # アクセスポイントのパスワード
WEBDAV=2 # FlashAirへの書き込みを許可(不要かも)
DHCP_Enabled=NO # IPアドレスを固定とする
IP_Address=192.168.0.001
Subnet_Mask=255.255.255.0
Default_Gateway=192.168.0.1
Preferred_DNS_Server=192.168.0.1
Alternate_DNS_Server=192.168.0.1
TIMEZONE=38 # この設定をしないとファイルコピー時のタイムスタンプがおかしくなる
#はコメントなので、実際に設定する際には除いてください。
これでパソコンからFlashAir内のフォルダが見れるようになる。
同期ソフト(FreeFileSync,RealTimeSync)の設定
まずはFlashAirのフォルダをMacからマウントする。
次にFreeFileSyncで同期元と同期先のフォルダ、同期方法を設定する。
最後にRealTimeSyncの設定を行う。
※このあたりの設定は他のサイトで多く紹介されているので割愛
バックアップと同期(Google純正ソフト)
まず、GoogleDriveの同期対象となるフォルダを設定する。
ここには同期ソフトの設定で同期先に設定したフォルダを指定する。
これでパソコンに転送されたファイルがGoogleDriveにアップロードされる。
次にGooglePhotosの設定である。
GoogleDriveにアップロードされたファイルをGooglePhotosに取り込む設定と容量節約の設定を行う。
(容量節約の設定は必要に応じて)
これでFlashAirからGooglePhotosへの自動アップロードが可能となる。