我が家と実家のネットワーク構築2(機器選定 編)
我が家と実家との間を無線LANで繋ぐにあたっては、下記の方法を考えてみた。
①実家にハイパワーの無線ルータを設置して我が家まで電波を飛ばす
②我が家と実家の双方に無線ルータを設置し、ルータ間でネットワークを繋ぐ
①の方法について
日本の法律では無線出力の上限が決まっており、どこのメーカも上限いっぱいいっぱいにしている。そのため無線LAN機器による電波の飛び方の違いはアンテナの作りによるものとなる。
「ハイパワー」を謳う製品について調べてみたが100mの距離を安定して飛ばせるようなものは日本では発売されていなかった。
中継器を使えば100mの距離でも届きそうだが、中継器を設置する場所がないので①の方法はボツとなった。
②の方法について
BuffaloのHPには法人向けのビル間通信のネットワーク構築例が掲載されていた。
このHPでは数キロの距離が離れている場合の事例が載っていたので、50mの距離なんて余裕だと思う。
問題は・・・価格・・・である。
法人用なので一つ一つの機器が高い。
ざっと検討してみたところ、必要な機器は下記になる。
・無線LANルータ 2台
・外部アンテナ 2個
・外部アンテナ接続用ケーブル 2セット(4本)
最初に決めないといけないのは、無線LANルータを決めることである。
色々な会社から無線LANルータは出ているが、屋外の長距離を想定した製品を多く出しているのはバッファローだった。
HPにも製品の仕様事例が多く載っているし、アンテナ等のオプションも豊富である。
いくつか候補があったが、やりたい事が本当に実現できるかわからないし、機器を購入してみて実験してみた結果、NGということもあり得る。
そのため、一番安く購入できそうなWAPS-AG300Hにする事にした。
11acが使えて理想的なスペックなのはWAPM-1166Dなのだが、こちらは発売したばかりで値段が高い。
ざっくりWAPS-AG300Hが1.5万、WAPM-1166Dは4万。
2台必要なので差額は5万もある。
しかもWAPS-AG300Hは中古の流通量も多いので、まずは中古を買って試す事にした。
ちょうどヤフオクでAC電源付き2台セットが15,000円だったので買ってみた。
同じものを新品で買うと40,000円位するので、いい買い物だった。
本体をゲットしたので、次は通信実験である。