薪ストーブの煙突
薪ストーブ自体は見た目に拘って選んだ。
そして、煙突も見た目に拘って選んだ。
薪ストーブ設置に関する予算は120万(税抜)。
これについては特に理由はなく、HMさんが最初に提示してくれた金額が120万だったので、そのまま予算となった。
120万のうち10万は炉台と炉壁に使うので、ストーブ本体/煙突/施工費の予算は110万。
限られた予算の中でストーブ屋さんが提案してくれたのが、室内はシングル、室外はダブルの煙突、ラウンドトップという組合せだった。
費用対効果が一番良い組み合わせだと思う。
でも「見た目」で気になった点が2点あった。
・トップの形
・室内のシングル煙突
トップの形
家を建てる地域は海に近いわけでもなく、トップはラウンドトップだった。
煙突って家の外観の一部であり、家の顔の一部だと思う。
自分が薪ストーブの煙突に抱いていたイメージは「無骨」な感じ。
ラウンドトップだと上が円くて、ちょっと優しいイメージになってしまう。
もっとカクカクとしたのが良かったので、イメージを伝えたらP型トップを提案してもらった。
本当はもっと長いトップの方が良かったんだけど、予算の都合もありP型トップにする事にした。
(ラウンドトップ → P型トップでプラス1万4千円)
家を建てる地域は海に近いわけでもなく風もそれほど強くないので、性能的にはラウンドトップで十分なんだけど、見た目だけでP型トップに変更したわけで、完全にオーバースペックだけど、満足している。
室内のシングル煙突
最初の提案だと室内の煙突はシングルだったが、これも「見た目」に拘ってダブルに変更した。
ストーブから立ち上がりの部分はシングルで、90度曲がって壁の方に延びる部分はダブルだった。
途中で煙突の太さが変わるわけで、あまり美しくない。
ダブルに統一したので太さは一定となり、シンプルで美しい。
もう一つの理由が壁とストーブの距離である。
シングルの場合には煙突の熱が壁に伝わり易いので、ストーブを壁から離して設置する必要がある。
シングルの場合には535mm離す事にしていたが、ダブルにすることによって400mmまで縮める事ができた。
たった135mm、されど135mmである。
この135mmの違いでストーブと炉壁が一体となり、部屋全体のバランスが良くなる。
この変更はプラス3万だったが、小物のオプションを減らしてトータルでは±0。
最終的に121.4万円で「見た目」に拘った薪ストーブを導入する事ができそうだ。